長年にわたり千葉支部の支部長を務めてくださった石黒裕章氏の卒業論文(2014年度卒業)を、以下の通り参考資料として掲載いたします。
大学は「学問の府」であり、カルチャーセンターではありません。中央大学法学部の卒業証書は、法律を学問として修めようと志し、その努力が一定の水準に達したと認められた者に与えられる栄誉です。その意味で、個々の履修科目の単位の取得は「卒論提出資格を得るための営み」であり、学位取得のための本当の勝負は、卒業論文の作成にあると言っても過言ではないことでしょう。
卒論の作成方法については、補助教材「リベルス」にも詳しい解説があり、また、夏期スクーリングなどの機会には、大学主催の「卒論指導会」も開催されますので、積極的に参加して、時機に遅れることなく十全の準備を進めて行って下さい。
この千葉支部ホームページにおいても、これから卒論を執筆する方々への一助となることを目途として、支部OBの卒業論文を参考掲示することに致しました。執筆者本人の自己評価としては、決して手本となる程の作品ではないと思っておりますが、逆に見れば「少なくともこの程度には達することが、中央大学法学部を卒業するためには求められる」という、一つの基準をここから知り得るのではないでしょうか。
なお、HP掲載に際して、論文の「表紙」は少し加工を致しましたのでご承知置き下さい。
さぁ、次はあなたの卒業論文をこのホームページにアップロードさせて下さい! 千葉支部出身の卒業生が途切れることなく後に続き、このページが「卒論ライブラリー」として膨らんで行くことを夢に見つつ、皆様の学業成就を祈念いたします。